GIL's Tavern Appendix

横浜に、行ってきたんですよ。
世間一般ではこういうの帰省っていうんですが。
うちの場合は実家に帰るのに都会に向かう形になるので、帰省ラッシュとは無縁なの。

おお、これがかの有名なラジオの交通情報でおなじみの猿橋バス停かぁ、とか（今は改良されて猿橋ではあまり渋滞しないけど。いまは小仏トンネルと元八王子バス停か）。対岸の火事ならぬ対向車線の渋滞。

地方の観光地とかとは逆に今の時期は都心のホテルが安く取れちゃったりして。
横浜ロイヤルパークホテル！
夕方に行ったら、「禁煙フロアというご指定でしたが、もし譲っていただけるのでしたらもっと上のフロアの海の見えるお部屋に変更させていただきますが…」って。

67階。

まぁその辺の話はいいや。

夜に暇だったんで適当に周囲を散歩してみる。

GENTO Yokohamaというのがあった。TAITOのゲームセンターがある。こんなときでもゲームセンター見つけるとつい入ってしまう。まぁ、とくに見るべきものはないか…と帰りがけに。

スペースインベーダーパート２！

ちょっとぶれてるけどハイスコアが『GIL.』なのがおわかりでしょうか（笑）。

トップランディング！

隣に置いてあるのはダライアスですよ。そのさらに隣はナイトストライカーだったんだけど残念ながら故障中。

トップランディングなんてよく残ってたなぁ。レトロコーナーにこんなん置いてあるの初めてみたわ。
こんなところのゲームセンターなんてUFOキャッチャーメインのどうってことないところなんだろうと思ってけど（実際このコーナー以外は大体そんな感じだが）意外な掘り出し物。

時間の都合でスペースインベーダーしかできなかったけど、なんとか点滅UFO1回とレインボー1回の500点ボーナス2回あったおかげで初期ハイスコアの5,000点を超えられた。5,840点。

ちなみに初代スペースインベーダーは初期ハイスコアは0てん。パート2は5,000。これ、なぜかというと２からビデオゲーム史上始めてハイスコアのネームエントリーが導入されたから。

1匹撃ちおとして10てん、20てん、30てんの世界で5,000点って結構大変なんだよ。
だから、ハイスコア欄にネームエントリーできるっていうのは当時のゲーマーにとってすごく名誉なこと、憧れだったんです。マジで。
山ほどある亜流インベーダーの中には1面クリアのご褒美にネームエントリーできるのがあったりしたくらい。
5,000はなんとか超えられる、くらいの技量だとほかのプレイヤーが高いスコア出した後だったりしたら「名前書けない」から（当時プレイヤーの間ではネームエントリーという言葉が一般的ではなく、名前を書ける、みたいな表現をしてた）プレイするの遠慮したり、複数台置いてあったら別の台にしてみたり、ひどい奴になるとスイッチ切ってハイスコア消したり。

このへん、Wikipediaの『スペースインベーダー』の項の受け売りみたいに見えるかもしれないけど、このくだり書いたの、おれです(笑)。

だもんで、おれも、スペースインベーダーパート２（のネームエントリー）には特別な思いがあるんですよ。初代スペースインベーダーが置いてあってもやらなかったかもしれん。あ、ちなみにここのプレイ料金は30えんです。

で、5,840てん出して、ネームエントリー。とりあえず満足。ただ今の時刻は23：45。あと15分で電源落とされる…（笑）。